サイトマップ RSS

【ネパール大地震】「がれきの下に客40人…早く助けて」 死者4800人超 (1/3ページ)

2015.4.29 08:40

首都カトマンズ市内のグンガブ地区で青い服の中国の緊急援助隊の支援を受けながら懸命の救出作業を行うネパールの救助隊=2015年4月28日、ネパール(岩田智雄撮影)

首都カトマンズ市内のグンガブ地区で青い服の中国の緊急援助隊の支援を受けながら懸命の救出作業を行うネパールの救助隊=2015年4月28日、ネパール(岩田智雄撮影)【拡大】

 ネパール中部で発生した大地震は28日、がれきの下などに取り残された被災者の生死の境目とされる発生後72時間を経過し、近隣国を含めた死者は5000人を超えた。国連によると、ネパールの人口の3分の1にあたる約800万人が被災。コイララ首相はロイター通信に対し、犠牲者は1万人に達する恐れがあると語った。

 日本の援助隊到着

 各国の支援が本格化し、日本の国際緊急援助隊の約70人も民間機で首都カトマンズに到着し寺院跡で捜索活動を開始した。リーダーを務める小林成信・外務省緊急援助官は空港で「持っている器具や救助犬を最大限に生かしたい」などと述べた。

 コイララ首相は、被害状況の把握が難航している山岳地域からの情報が今後入ることで、死者数が増える恐れがあると指摘した。山岳地帯では交通網が地滑りなどで依然遮断されており、水や食料、薬などの物資が行き渡っていない。中部ゴルカ地区の当局者は強風と雨で救援ヘリコプターの着陸も難しい状況だと語った。被災地では衛生状況の悪化や食料不足などから、感染症の流行などの二次被害も懸念されている。

登山者ほぼ全員救助

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。

ページ先頭へ