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【アメリカを読む】利上げ時期 頭悩ませるFRB議長 (1/4ページ)

2015.5.12 09:00

5月6日、国際通貨基金(IMF)のクリスティーヌ・ラガルド専務理事(右)と対談する米連邦準備制度理事会(FRB)のジャネット・イエレン議長。席上、株価の割高さに言及し、バブル発生への警戒感を示した=2015年、米国・首都ワシントンのIMF本部(ロイター)

5月6日、国際通貨基金(IMF)のクリスティーヌ・ラガルド専務理事(右)と対談する米連邦準備制度理事会(FRB)のジャネット・イエレン議長。席上、株価の割高さに言及し、バブル発生への警戒感を示した=2015年、米国・首都ワシントンのIMF本部(ロイター)【拡大】

 米連邦準備制度理事会(FRB)のジャネット・イエレン議長(68)が現在のゼロ金利状態からの利上げ開始の時期に頭を悩ませている。イエレン氏は景気回復の実態を弱気にとらえ、利上げに慎重な立場をとるハト派。しかし6日には株価水準の高さに警戒感を示し、利上げ開始への地ならしを進めたいという思惑ものぞかせた。8日に発表された4月の雇用統計は明確な復調を示しており、利上げの判断を迫られる時期が刻々と近づいていることは間違いない。ただし寒波の影響を受けた1~3月期に足踏みをみせた米国経済には不安要素も山積しており、利上げ開始時期について明確な答えをはじき出すことは難しいのが現状だ。

 「株価は極めて割高」

 「現時点での株価水準は一般的にみて極めて割高だ。潜在的な危険がある」。イエレン氏は6日、ワシントン市内で行われた国際通貨基金(IMF)のクリスティーヌ・ラガルド専務理事(59)との対談で、米国株式市場の現状について、将来的なバブルの発生に警戒感を示した。

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