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アルゼンチン発 個性派シンガー・ソングライター マリアナ・バラフ、フリアン・モウリン (1/3ページ)

2015.5.20 14:00

アルゼンチン生まれのシンガー・ソングライター、マリアナ・バラフ(提供写真)

アルゼンチン生まれのシンガー・ソングライター、マリアナ・バラフ(提供写真)【拡大】

  • アルバム「バジスタ~谷に住む女」(マリアナ・バラフ、2500円+税)。発売中(提供写真)
  • 音楽&旅ライター、栗本斉(ひとし)さん(提供写真)
  • アルゼンチン生まれのシンガー・ソングライター、フリアン・モウリン(提供写真)
  • アルバム「スール・ソラール」(フリアン・モウリン、2278円+税)。発売中(提供写真)

 個人的にずっと追いかけている南米アルゼンチンの音楽シーンは、知れば知るほど面白い。タンゴやフォルクローレといった民族的な薫りのする音楽はもちろん、ジャズやロックにいたるまで個性派がずらりとそろっているからだ。なかでもシンガー・ソングライターの充実ぶりは顕著。もともとアルゼンチンには器用な人が多いのだが、自作自演はもとよりあらゆる楽器を弾きこなすマルチミュージシャンでもあることが多い。今回は、そんな才能豊かな2人を紹介しておこう。

 先鋭と伝統を融合

 マリアナ・バラフは、何度か来日公演も行っているのでご存じの方も多いだろう。父親が有名なジャズサックス奏者という音楽一家に生まれ育ち、幼い頃より伝統的なフォルクローレのパーカッションを学んだ。さまざまなセッションに参加した後、2002年にソロデビュー。フリージャズからエレクトロニカといった先鋭的な音楽の要素を、トラディショナルなサウンドと融合させる手腕は見事としかいいようがなく、国内外で大きな評価を得ている。ここ近年は数々の楽器を使い分ける技術も習得し、最新作「バジスタ~谷に住む女」もほぼ一人で多重録音して作り上げた。オーソドックスなフォルクローレがあるかと思えば、ビョークを思わせる実験的なサウンドを取り入れるなど、とにかく多彩な楽曲群が圧倒的。6月には来日公演が予定されており、この丁寧に作り込んだ歌の世界が、どのように再現されるかが楽しみだ。

独自の世界観

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