また、今年初めて、8月9日から始める「あいうえの冒険隊」(3回連続、小3~6対象、定員20人)では、国際子ども図書館、東京文化会館、東京芸術大学、東京都美術館が連携し、絵本から膨らませたイメージを、子供たちが声や体を使って音楽にするワークショップだ。
もう一つ初めてのプログラムがファミリー参加の「キュッパ部」(10組20人)。7月18日から10月4日まで東京都美術館で開かれる「キュッパのびじゅつかん-みつめて、あつめて、しらべて、ならべて」の鑑賞をヒントに、ものの収集や観察などの楽しさを知る内容。標本箱を作る体験学習をするほか、他の施設の展覧会なども鑑賞する。保護者の料金(2館分)だけは有料となる。
貸し切り状態で鑑賞
一方、学校単位による「先生と行く美術館」での豪華版は「スペシャル・マンデー・コース」(都内の幼小中高、児童養護施設対象)。普段は混んでいる東京都美術館の休室日(原則月曜)を貸し切り状態で提供し、鑑賞と授業をさせる。今年は、「キュッパのびじゅつかん」(9月14日)、「マルモッタン・モネ美術館所蔵・モネ展」(11月9、24日)、「ボッティチェリ展」(来年2月22日)を予定。