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日本の「色」をとことん再現した匠 吉岡幸雄の途方もない高速挑戦 松岡正剛 (3/5ページ)

2015.6.1 19:20

【BOOKWARE】編集工学研究所所長、イシス編集学校校長の松岡正剛さん=9月14日、東京都千代田区の「丸善丸の内店内の松丸本舗」(大山実撮影)

【BOOKWARE】編集工学研究所所長、イシス編集学校校長の松岡正剛さん=9月14日、東京都千代田区の「丸善丸の内店内の松丸本舗」(大山実撮影)【拡大】

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 【KEY BOOK】「日本の色辞典」(吉岡幸雄著/紫紅社、3564円)

 この本をもっていない日本人はモグリだ。ほぼ完璧な日本の伝統色が一冊の色標本になっている。何度見ても見飽きない。念のために尋ねよう。次の赤系色名からどんな色合いが浮かぶ? 代赭・弁柄・茜・紅(べに)・深紅・樺色・紅葉色・唐紅(からくれない)・東雲・掻練(かいねり)・紅絹色(もみいろ)・今様色・桜鼠・撫子(なでしこ)・桃染・紅鬱金(べにうこん)。如何?

 【KEY BOOK】「王朝のかさね色辞典」(吉岡幸雄著/紫紅社、3780円)

 この本にも驚いた。すでに、実際の「襲」(かさね)の色目の実物を見たときに溜息が出るほどだったのだが、一冊になったものを見てまた揺さぶられた。もともとは文化9年の『薄様色目』がヒントになっている。240種の「かさね」の色刷木版を示した古書だ。「よしおか」はこれを踏台に源氏やさまざまな有職故実書に当たって、疑問を解消し、工夫を重ねたのである。快挙だった。

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