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【iPhoneでアートする】(2) 雨粒と気泡に景色閉じ込める (2/3ページ)

2015.6.24 19:00

初夏の札幌・大通公園が気泡に映える。雨粒代わりに、気泡入りのアクリル板を使ってみた=2015年6月6日、北海道札幌市中央区(野口隆史さん撮影、iPhone5s使用)

初夏の札幌・大通公園が気泡に映える。雨粒代わりに、気泡入りのアクリル板を使ってみた=2015年6月6日、北海道札幌市中央区(野口隆史さん撮影、iPhone5s使用)【拡大】

  • 雨の夕刻。フロントガラスの雨粒に、街の灯りが透過する=2015年5月21日(野口隆史さん撮影、iPhone5s使用)
  • 初めて水滴の面白さに気がついたのは、結露した窓ガラスだった。昇り始めた朝日がひとしずくごとに透過されて、まるでアラベスクのようにも見える=2014年10月22日(野口隆史さん撮影、iPhone5s使用)
  • 深秋の雪。フロントガラスに降り積もった雪は、車内の暖房ですぐに解けて不均衡な雨粒状になった。何げなく撮影してみたら、自宅の集合住宅が面白い文様のように透過されていた=2014年11月14日(野口隆史さん撮影、iPhone5s使用)
  • 手元にあった、気泡入りのガラス文鎮をフィルターのように使ってみた。札幌・藻岩原生林が水中に沈んだようにも見える=2015年4月30日、北海道札幌市(野口隆史さん撮影、iPhone5s使用)
  • 【グリッド】撮影する時にモニター画面上に表示される、ヨコ2本、タテ2本の格子状の線のことです(提供写真)
  • グリッド表示方法画面(提供写真)

 ただし雨粒の場合、被写体は天地が反転して写るが、気泡の場合にはそうならないため、写真の印象はだいぶ違って来る。

 私が思うには、やはり自然の成り行きまかせの、雨粒の方が断然に面白い。なにしろ二度と同じものは撮影ができないのだから。

 ≪文様に写り込むもう一つの世界≫

 今回からちょっとした工夫でワンランク上の写真が撮れるようになるスマホ写真講座を始めます。

 みなさんは写真を撮影する際に「グリッド」を活用しているでしょうか?

 撮影する時にモニター画面上に表示される、ヨコ2本、タテ2本の格子状の線のことです=写真

 写真の出来栄えには構図が大きくかかわってきますが、グリッドはこの構図をどうまとめるかに役立つ線なのです。

 黄金比(おうごんひ)という言葉を聞いたことがありますか。線分を一点で分けるとき、長い部分と短い部分との比が、全体と長い部分との比に等しいような比率で、1対1.6です。人間にとって最も安定して美しい比率とされ、美術的要素の一つとされます。

iPhone グリッドの表示方法

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