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東証終値2万868円 18年半ぶり高値 「実体回復が裏打ち」 根強い先高感 (3/4ページ)

2015.6.25 07:30

約18年ぶりの高値となった日経平均株価=2015年6月24日午前、東京都中央区(早坂洋祐撮影)

約18年ぶりの高値となった日経平均株価=2015年6月24日午前、東京都中央区(早坂洋祐撮影)【拡大】

 甘利明(あまり・あきあ)経済再生担当相は24日、記者団に対し「今回の経済はバブルではない。実体経済の回復に裏打ちされた株価だ」と強調した。

 企業統治改革が後押し

 株式の需給も良好だ。公的年金を運用する年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が運用資産に占める日本株の比率を引き上げるなど、公的マネーの存在が株高を演出した。日銀も異次元緩和の一環で上場投資信託(ETF)を買い、相場を下支えする。

 さらに、本格化する企業統治改革が中長期の株高を促しそうだ。今月1日には東京証券取引所の「コーポレートガバナンス・コード(企業統治原則)」の適用が始まった。増配や自社株買いなど株主還元策の強化や社外取締役の拡大、資本効率の向上といった企業の取り組みは、海外投資家を中心に日本株への投資意欲を高めるとみられる。

 平均株価は直近の4営業日で4.4%も上昇した。それでも、株価指標でみれば日本株は米国株に比べまだ割安で、買われる余地があるとの声が多い。

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