デビュー後もぶれない
結成したころから夢だったメジャーデビューだが、池田は「所属事務所に、デビューにあたってバンドが守る部分、貫く部分を事前に話をさせてもらいました」と、バンド活動におけるぶれない考え方、スタンスがあると明かした。そんな彼女は以前から「バンドノート」を書いていて、ライブの反省、思いついたアイデアや夢を細かく書きつづっている。取材させてもらったときも、10冊目になる現在のノートを目の前に置いていた。明るくポップな存在を目指す裏には、たくさんのアイデアを試し、反省を重ねた努力もうかがえる。
そんな彼らの夢は、メジャーデビューにとどまらず、ドラムの諸石和馬は「まず武道館でライブをやりたいですね。そしてアリーナでもやりたいです」というと、池田は「海外でもライブ活動ができたらいいですし、グラミー賞も獲りたい。ポップパフォーマンス部門、って調べました」と熱っぽく語った。ギターでソングライターの原田茂幸は「アメフトのスーパーボウルで行われるハーフタイムショーのような、スタジアムのど真ん中を使ってド派手なパフォーマンスもやってみたいです」。