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【国際情勢分析】中国軍事パレード 認識に埋められぬ溝 (1/4ページ)

2015.9.29 09:00

9月3日、天安門をパレードする99A2型戦車とそれを見守る中国の習近平国家主席を映す巨大スクリーン=2015年、中国・首都北京市(AP)

9月3日、天安門をパレードする99A2型戦車とそれを見守る中国の習近平国家主席を映す巨大スクリーン=2015年、中国・首都北京市(AP)【拡大】

 中国政府が「抗日戦争勝利70年記念行事」のメーンに据えた北京での大規模軍事パレードは、国際社会の注目を集めた。中国メディアは「平和への総意を示した」などと自賛したが、これに同意する論調は西側メディアにはまず見当たらなかった。中国のイメージをめぐる自身の認識と周囲の認識の間には埋めがたいギャップがある。

 「平和の祭典」?

 軍事パレードは9月3日、天安門前を東西に延びる大通りの長安街で行われた。中国人民解放軍の50部隊、1万2000人が参加。「空母キラー」と呼ばれる対艦弾道ミサイル東風21D型など、新型兵器が初公開された。

 中国の習近平国家主席(62)はパレードに先立つ演説で、「中国は永遠に覇を唱えず、拡張も行わない」と語り、解放軍の兵員を30万人削減すると宣言した。

 中国の官製メディアの報道に基づけば、この一大イベントは「平和の祭典」だったようだ。

「威圧することを意図」

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