映画史に燦然(さんぜん)と輝く1972年公開の映画「ゴッドファーザー」を、フル編成のオーケストラが生演奏し巨大スクリーンで上映する「ゴッドファーザー・シネマコンサート」が、10月3日に東京国際フォーラムで開催される。
このイベントは生演奏で映画を楽しむ新しいスタイルのショーとして、昨年末にロンドンで初演。その後、アメリカ各都市を巡演し各地で絶賛された。20、21の両日、映画の舞台となったニューヨークでも開催され、ニューヨークっ子を熱狂と興奮の渦に包み込んだ。
そんな欧米で人気を博したイベントが、いよいよ日本に上陸する。「ゴッドファーザー」といえば、その映像の美しさもさることながら、ニーノ・ロータの音楽も人気が高い。この映画をこよなく愛する映画監督の井筒和幸さんは「ハリウッド系ではなく、イタリア系の作曲家が担当したのが良かった! 音符が跳びはねて踊ってるでしょう? 画面に吸い込まれるよ、きっと!」と音楽の素晴らしさを絶賛するほどだ。