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夏に出現 火星「塩水の川」 画像分析で「有力証拠」 生命発見に期待感 (1/3ページ)

2015.9.30 00:00

火星表面で見つかった、水が流れたとみられる黒っぽい筋(左)。塩分以外の鉱物を青で着色してある(NASA提供、共同)

火星表面で見つかった、水が流れたとみられる黒っぽい筋(左)。塩分以外の鉱物を青で着色してある(NASA提供、共同)【拡大】

 火星は乾燥した不毛の惑星ではなく、地表は水が流れている-。米航空宇宙局(NASA)は28日、火星表面の谷間に沿って、水が流れている有力な証拠を見つけたと発表した。過去の調査で、氷や水蒸気の存在は分かっていたが、液体が確認されたのは初めて。火星にも「生命体」が生息する可能性を主張する研究者らは、水の存在に大喜び。米オバマ政権が2030年代半ばに計画している有人火星探査で、人類と火星生命体との遭遇が、現実のものになるかもしれない。

 冬に消える黒い筋

 ロサンゼルス・タイムズやCNNテレビ、CBSニュース(いずれも電子版)など米国メディアによると、研究に当たったのは米ジョージア工科大のネパール人科学者、ルジェンドラ・オジャ氏が率いる8人のチーム。10年から、無人探査機「マーズ・リコネッサンス・オービター(MRO)」のカメラ画像分析を開始。火星表面の急な谷間に、春ごろになると幅約5メートル、長さ約100メートルの黒い筋が現れ、夏になると大きくなり、冬になると消えてしまうことを突き止めた。

不毛の惑星ではない

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