「ニコ動」に触発
音楽好きの父親に触発され、音楽を始めた。「中学の時に動画投稿サイト『ニコニコ動画』に投稿されているラップ楽曲ジャンル『ニコラップ』にたまたま出合って、今ほど女性でラップをしている人がいなかったので、自分がやってみようと思ったのが、音楽活動の始まり」という。そこから2年でm-floと楽曲制作、映画監督、アニメーションクリエーターなどから声がかかったことについて「最初は実感がわかなかったのですが、いろんな人と活動したいと思っていたので、本当にありがたい気持ちです」とDAOKO。
21日の新作リリースで、今まで伏せていた顔を出すことにした。「少し恥ずかしいですが、少しでも多くの人にDAOKOを知ってほしい。一つ一つ、地に足つけて活動していきたいです」と意気込む。作品は両A面シングルだが、渋谷の街を歌った「ShibuyaK」は、♪何んでもあるけど、何にもなんにもないな…と歌う。にぎやかな街に身を投じるが、どこかに虚無感を持つ10代の等身大の胸の内を吐露しているような表現が印象的だ。