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破天荒な哲学者にほれ込んで 舞台「従軍中のウィトゲンシュタインが、(略)」作・演出 谷賢一さんインタビュー (1/3ページ)

2015.10.21 15:30

今後、取り上げたいテーマは「酒」と「人工知能」という谷賢一さん=2015年10月7日(藤沢志穂子撮影)

今後、取り上げたいテーマは「酒」と「人工知能」という谷賢一さん=2015年10月7日(藤沢志穂子撮影)【拡大】

  • 舞台「従軍中のウィトゲンシュタインが、(略)」(2013年の初演)=2013年3月29日(引地信彦さん撮影、提供写真)

 劇作家の谷賢一(33)の作・演出による「従軍中のウィトゲンシュタインが、(略)」が、2年ぶりに再演されている。オーストリア出身で第一次世界大戦に従軍、砲弾が飛び交う前線で著作の原案を書き、建築家に転身した時期もある20世紀前半に活躍した哲学者が題材。谷はその破天荒な生き方が「パンクロッカーそのもの」とほれ込んだ。

 言葉の持つ力

 ウィトゲンシュタインは代表作「論理哲学論考」で示した命題、「語り得ぬことについて人は沈黙せねばならない」が広く知られている。作品は谷が史実をもとに書き、代表をつとめる演劇ユニット「テアトル・ド・アナール」による舞台。第一次大戦中のヨーロッパ東部戦線で、ウィトゲンシュタイン(古河耕史)が言葉を緻密にひもとき、幸福や生きることの意味を見いだそうとした経緯を描く。

深津絵里と中村七之助が主演

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