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【世界自転車レース紀行】(32)アメリカ 王座まで残り3キロ石畳の激戦 (1/4ページ)

2015.10.25 13:30

大勢の観客が集まり、最大の見所となったリビーヒルの石畳=2015年9月26日、米バージニア州(田中苑子さん撮影)

大勢の観客が集まり、最大の見所となったリビーヒルの石畳=2015年9月26日、米バージニア州(田中苑子さん撮影)【拡大】

  • 僅差ながら独走で、男子エリートのロードレースを制したスロバキアのペーター・サガン=2015年9月27日、米バージニア州リッチモンド(田中苑子さん撮影)
  • 石畳の上りを先頭で走る梶原悠未(かじはら・ゆうみ)。東京オリンピックでのメダルへの大きな期待がかかる=2015年9月27日、米バージニア州リッチモンド(田中苑子さん撮影)
  • 大会初日に開催されたチームタイムトライアル。男子は地元アメリカのBMCレーシングチームが優勝=2015年9月21日、米バージニア州リッチモンド(田中苑子さん撮影)
  • 世界チャンピオンとなりメダルを噛むパフォーマンスをするペーター・サガン(中央)=2015年9月27日、米バージニア州リッチモンド(田中苑子さん撮影)
  • レースを終えた日本のエース、新城幸也(あらしろ・ゆきや)。悔しさが残るものの、最後まで勝負に参加し「出し切ることができた」と話す=2015年9月27日、米バージニア州リッチモンド(田中苑子さん撮影)
  • 米バージニア州リッチモンド
  • フリーランスカメラマン、田中苑子(そのこ)さん。1981年、千葉県生まれ。2005年に看護師から自転車専門誌の編集部に転職。08年からフリーランスカメラマンに転向し、現在はアジアの草レースからツール・ド・フランスまで、世界各国の色鮮やかな自転車レースを追っかけ中=2011年1月30日(本人提供)

 年に一度開催される、世界チャンピオンを決める大会が世界選手権ロードレース。近年は、トレードチームで参加するチームタイムトライアル、個人タイムトライアル、国別チームで戦うロードレース(ワンデイレース)の3種目が、それぞれ男女、年齢別に開催される。

 毎年、開催地は変わり、それに伴ってコースも変わるが、今年の開催地となったのは、アメリカ東部、バージニア州の州都リッチモンド。9月21日から27日まで、1週間にわたって開催された。

 アメリカで世界選手権が開催されるのは実に29年ぶりだが、2000年代にがんを克服してツール・ド・フランスで7連覇した(のちにドーピングにより優勝を剥奪(はくだつ)された)国民的英雄、ランス・アームストロングの登場とともに、近年アメリカでは急速に自転車ロードレース競技が普及。いまでは複数のトップチームがアメリカに拠点を構える。

 タイムトライアルは、リッチモンド市街地のダウンタウンを中心とした平坦(へいたん)なコース。ロードレースは同じく市街地を使った周回コースだったが、途中2カ所に石畳の急坂が取り入れられ、レースに大きなスパイスを加えた。

スロバキアのペーター・サガンが優勝

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