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【パリ同時多発テロ】仏、「イスラム国」空爆 新たに容疑者1人手配 (4/5ページ)

2015.11.17 07:30

11月16日、テロ現場に近い首都パリの共和国広場では、正午になると集まった人々が一斉に国歌を斉唱して犠牲者を悼んだ=2015年、フランス(大西正純撮影)

11月16日、テロ現場に近い首都パリの共和国広場では、正午になると集まった人々が一斉に国歌を斉唱して犠牲者を悼んだ=2015年、フランス(大西正純撮影)【拡大】

  • ベルギー在住のフランス人、サラ・アブデスラム容疑者の顔写真(AP=共同)

 乗っていたのは、フランス人のイスマイル・モステファイ容疑者(29)ら武装した3人の男。覆面もせず素顔のまま、正面入り口から堂々と劇場に入っていった。

 モステファイ容疑者らはバーの前に立ち、持っていたカラシニコフ自動小銃を乱射。激しいドラムやギターの演奏が突然止まる。「おまえたちがシリアで行っていることについて、今から代償を払ってもらう」。流暢(りゅうちょう)なフランス語で言い放った。

 爆竹か-。「ショーの一環かと思った」。週末の夜、ライブに熱狂していた観客らがイスラム過激派による襲撃だと気づくには時間がかかった。

 「冷血で恐ろしい」

 しかし銃撃は止まらず、数十人が崩れ落ちて劇場はパニックに。ドラマーはドラムの裏にかがみ込み必死に銃弾を避けた。乱射は10分以上続き、観客らは非常出口から次々に逃げ出した。爆発物を仕込んだ服を着た男らは、取り残された観客らの携帯電話が鳴るたびに狙い撃ちした。「彼らは若く、冷血で、ぞっとするほど恐ろしい雰囲気だった」。銃口を向けられた生存者が振り返る。

2人が自爆、1人が射殺

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