また、米国防総省は16日、フランスの軍や情報機関、治安機関との間で情報共有を拡大することで両国政府が合意したと発表した。(パリ 内藤泰朗/SANKEI EXPRESS)
【仏大統領の演説要旨】
オランド大統領が行った演説の要旨は次の通り。
パリで13日に起きた同時多発テロは、フランス並びに国際社会に対する挑戦であり、フランスは国民の生命、自由や民主主義を守るため、世界を脅かすテロ、過激主義と戦っている。
フランスは、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」と戦争状態にある。昨夜、「イスラム国」に過去最大の空爆を実施した。今後も、空母を派遣し、空爆を強化する。
だが、テロという新しい形の戦争は、国際社会と協力して行う。テロとの戦いのため、非常事態宣言を3カ月間延長するための立法と、大統領権限強化のための憲法の一部改正を要請する。