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【パリ同時多発テロ】快勝の喜び 直後の恐怖 (1/4ページ)

2015.11.18 08:15

ピッチを駆ける観客。スタッド・ド・フランスは大混乱に陥った=2015年11月13日、フランス・サンドニ(ゲッティ=共同)

ピッチを駆ける観客。スタッド・ド・フランスは大混乱に陥った=2015年11月13日、フランス・サンドニ(ゲッティ=共同)【拡大】

  • ピッチに降りたサポーターらは事態を把握できず、不安な表情をみせた=2015年11月13日、フランス・サンドニ(AP)
  • 数々の名勝負に彩られたスタッド・ド・フランスのピッチが、これほど多くのサポーターで埋まったのは初めてだ=2015年11月13日、フランス・サンドニ(AP)
  • 試合はフランス代表が、ドイツ代表の鉄壁、マヌエル・ノイアー(左)が守るゴールを2度破り、2-0で快勝した。パリはすでに大混乱に陥っていた=2015年11月13日、フランス・サンドニ(AP)
  • スタンドではフランスのフランソワ・オランド大統領(左)、ドイツのフランク=ヴァルター・シュタインマイヤー外相も観戦していた=2015年11月13日、フランス・サンドニ(AP)
  • スタジアムの外では警官が沈痛な表情でうなだれていた=2015年11月13日、フランス・サンドニ(AP)

 パリの同時多発テロは郊外サンドニの「スタッド・ド・フランス」で始まった。

 サッカーとラグビーのフランス代表チームのホーム競技場であるここではこの日、ワールドカップ(W杯)ブラジル大会の王者ドイツ代表を迎えて親善試合が行われていた。

 スタンドではオランド仏大統領とドイツのシュタインマイヤー外相が仲良く肩を並べて観戦していた。米CNNが中継していた映像にも、大きな爆発音が響いている。

 選手らはさすがに一瞬、プレーを止めたが、すぐにボールは動き始めた。上空をヘリコプターが舞う中、サポーターも関心をゲームに戻し、フランス代表の2-0の快勝を喜んだ。

 だが、試合終了直後、電光掲示板に「トラブル発生」と掲示されると、携帯電話やラジオでテロの情報を得た観客らは一斉にピッチを目指した。外よりも、スタンドよりも、ピッチ上が安全と判断したのだろう。瞬く間にピッチ上はなだれ込んだ観客で埋められた。

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