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普通の若者が豹変、忍び込む過激思想 パリ同時テロ、発生1週間 (1/4ページ)

2015.11.21 00:00

同時多発テロの発生から1週間となる20日の朝を迎えたパリのレピュブリック広場。癒えぬ悲しみを象徴するかのような雨が広場を濡らした(大西正純撮影)

同時多発テロの発生から1週間となる20日の朝を迎えたパリのレピュブリック広場。癒えぬ悲しみを象徴するかのような雨が広場を濡らした(大西正純撮影)【拡大】

 129人が犠牲となったパリ同時多発テロは20日、発生から1週間が経過した。治安当局による拠点制圧作戦で、主犯格のアブデルハミド・アバウド容疑者=写真=が死亡したことが19日に確認された。「どこにでもいる青年」「礼儀正しく真面目に働いていた」「ミニスカートをはいた明るい女性」。躊躇なく銃を乱射し自爆して多くの命を奪ったテロ容疑者たちを知る人は、こう口をそろえる。いずれも20代とみられる普通に暮らしていた若者が突如として過激思想に目覚め、凶悪なテロリストへと豹変した。

 兆候なくシリア渡航

 「父親の仕事をよく手伝っていて、モスク(イスラム教礼拝所)に熱心に通っている様子もなかった」

 同時テロを指示したとされるイスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」メンバーでベルギー国籍のアバウド容疑者の友人は仏メディアにこう証言した。

 モロッコ移民一家に生まれ、ブリュッセル首都圏の移民街モレンベークで育った。父親は衣料品店を経営し警察署近くの大きな家から有名高校に通った。

欧州の若者を戦闘員に勧誘する役割を担い…

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