男子テニスの年間成績上位8人による今季最終戦、ATPツアー・ファイナル第5日は19日、ロンドンで行われ、世界ランキング8位の錦織圭(にしこり・けい、日清食品)はシングルスの1次リーグA組第3戦で世界3位のロジャー・フェデラー(スイス)に5-7、6-4、4-6で敗れ、1勝2敗のA組3位で2年連続の準決勝進出はならなかった。フェデラーは3戦全勝の1位で準決勝へ進出。4連覇を狙う世界1位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)は6位のトマーシュ・ベルディハ(チェコ)を6-3、7-5で下し、2勝1敗の2位で4強入りした。
互角のラリーで観客を沸かせた最終セット。錦織は土壇場で自ら流れを手放した。4-5の第10ゲームでミスを重ね、最後は少年時代から憧れた34歳の元世界1位フェデラーにとどめを刺された。