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【Beat ニッポン】かまどで炊いたご飯をともに食べる 竈門神社のワークショップ (4/6ページ)

2015.12.4 13:30

子どもたちに配られたワークショップオリジナルの真っ白なご飯茶碗=2015年12月1日(有賀瞳さん撮影、提供写真)

子どもたちに配られたワークショップオリジナルの真っ白なご飯茶碗=2015年12月1日(有賀瞳さん撮影、提供写真)【拡大】

  • 株式会社「丸若屋」代表、丸若裕俊(まるわか・ひろとし)さん(本人提供)

 「縁」を感じてくれれば

 食べ物を粗末にするなと言われたときに、アフリカの飢餓やコンビニの廃棄物という文脈から感情を組み立てて理解するのは、子どもたちにとっては難しい。神社できちんとお参りしろと大人に言われただけでは、心がこもった参拝はなかなかできないだろう。そんなとき、かまどで炊いたご飯をわくわくしながら味わう体験をすれば、祖先の時代から米を大切にしてきた日本人の気持ちが素直に伝わっていくのではないだろうか。豊かな実りを与えてくれた日本の自然、米を作ってくれた農家の方、おいしくしなるよう心をこめてご飯を炊いてくれた人や、そのための器や道具を作ってくれた職人さんら、多くのものごとがひとつながりになって、茶碗一杯のご飯がある。そのことへの感謝が、祈る気持ちを生むのだと思う。

かまど炊きのご飯 「縁」を体験する小さなきっかけ

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