決戦の舞台に向けて、日本代表の調整も大詰めを迎えています。
10月14~23日、ロンドン五輪銅メダルの強豪、オーストラリア代表との合同合宿のため、現地に滞在しました。最年長の私を含め、世界選手権の代表メンバーを中心に13選手が参加しました。
来夏のリオデジャネイロ五輪の出場枠をかけた12月中旬のアジア予選で最大の壁として立ちはだかる中国は、世界選手権でオーストラリアとPK戦までもつれる好ゲームをしました。
オーストラリアも中国もゴール前のセンターポジションに大きな選手を入れ、そこを中心に攻撃を展開する似たチームです。オーストラリアは、そういう意味で「仮想・中国」として格好のチームです。しかし、合宿中に行われた実戦形式のゲームでは、全く歯が立ちませんでした。
アジア予選へ追い込み
合宿期間中は1日最大2試合。合計で10試合をこなしました。大きな選手がいない日本はとにかくコートの中を動き回るしかありません。