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優劣確定? 総統選、沸かぬ台湾 (1/4ページ)

2015.12.11 09:30

12月9日、台北市内の国民党本部で、若者の給与増額策について発表する朱立倫主席。投資疑惑の渦中にある副総統候補の王如玄氏は出席を取りやめた=2015年、台湾(田中靖人撮影)

12月9日、台北市内の国民党本部で、若者の給与増額策について発表する朱立倫主席。投資疑惑の渦中にある副総統候補の王如玄氏は出席を取りやめた=2015年、台湾(田中靖人撮影)【拡大】

 【国際情勢分析】

 台湾の総統選は来年1月16日の投票日まで40日を切った。今年10月の臨時党大会で与党、中国国民党の総統候補となった朱立倫(しゅ・りつりん)主席(54)は出遅れが響き、この時期になって政策の発表を続けている。ただ、世論調査で大きくリードする野党、民主進歩党の蔡英文(さい・えいぶん)主席(59)との政策論争は深まっておらず、選挙戦は争点が明確にならないまま終盤を迎えている。

 中台首脳会談は「冷処理」

 総統選の立候補は11月27日に締め切られ、朱、蔡両氏に加え、親民党の宋楚瑜(そう・そゆ)主席(73)の3氏が届け出た。世論調査会社「台湾指標」がその日に公表した調査によると、支持率は蔡氏の44.8%に対し、朱氏は19.1%、宋氏が11.8%。朱氏は10月17日の臨時党大会で、不人気だった洪秀柱(こう・しゅうちゅう)立法院副院長(国会副議長に相当)=(67)=に替わって公認候補となり、洪氏と比べ約5ポイント盛り返して21%の支持率を付けた。だが、それ以降は、史上初の中台首脳会談や副総統候補の発表といった出来事があったにもかかわらず、数値はほとんど変動していない。蔡氏の優勢がほぼ確定した感がある。

中台首脳会談自体を「冷処理(冷たくあしらう)」

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