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【野口裕之の軍事情勢】「潜水できぬ潜水艦」韓国でトラブル続出 過剰に日本意識…チグハグな兵器体系 (5/6ページ)

2015.12.14 06:00

韓国海軍の潜水艦「金佐鎮」(4番艦)の進水式で祝辞を述べる朴槿恵(パク・クネ)大統領。トラブル続きのドイツ生れの「韓国製」潜水艦が、豪州次期潜水艦をめぐる受注戦で日本の「友軍」となる=2013年8月13日、韓国南部・巨済(聯合=共同)

韓国海軍の潜水艦「金佐鎮」(4番艦)の進水式で祝辞を述べる朴槿恵(パク・クネ)大統領。トラブル続きのドイツ生れの「韓国製」潜水艦が、豪州次期潜水艦をめぐる受注戦で日本の「友軍」となる=2013年8月13日、韓国南部・巨済(聯合=共同)【拡大】

 まず、数年間ドックに鎮座したままの1番艦の辛抱強さ。原因不明の騒音を修理中というが、契約を破りブラックボックスを分解し、元に戻せなくなったとの観測も、米国兵器に対する過去の「分解犯罪歴」に照らし有力説に浮上する。

 続いて3番艦。艦名は安重根(アンジュングン)。初代首相・伊藤博文(1841~1909年)を暗殺したテロリストの名だ。相も変わらず日本に凄味を利かせたつもりの奇行ではあるが、哀れなほど「締まり」のない艦だ。独企業の締め付け強度要求を満たさぬボルトを韓国企業が製造し、艦橋と甲板を固定するボルトが緩んだり折れたり。

 兵器輸出、8年で14倍強

 しかし、3番艦の韓国企業製作のスクリュー・プロペラに2014年、151カ所もの亀裂が見つかったと聞き、笑っては気の毒だと思った。敵を待ち伏せする通常型潜水艦の命は静粛・隠密性で、日本企業は芸術的ともいえる精度でプロペラを仕上げる。1カ所の傷でさえ「個性的な雑音」を発出し、敵に艦名まで割り出される危険を伴うのに、151カ所とは…。ドイツ製に交換と成った次第。

燃料電池の不具合発覚などをへて「潜水艦モドキ」が続々と“就役”

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