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【野口裕之の軍事情勢】「潜水できぬ潜水艦」韓国でトラブル続出 過剰に日本意識…チグハグな兵器体系 (6/6ページ)

2015.12.14 06:00

韓国海軍の潜水艦「金佐鎮」(4番艦)の進水式で祝辞を述べる朴槿恵(パク・クネ)大統領。トラブル続きのドイツ生れの「韓国製」潜水艦が、豪州次期潜水艦をめぐる受注戦で日本の「友軍」となる=2013年8月13日、韓国南部・巨済(聯合=共同)

韓国海軍の潜水艦「金佐鎮」(4番艦)の進水式で祝辞を述べる朴槿恵(パク・クネ)大統領。トラブル続きのドイツ生れの「韓国製」潜水艦が、豪州次期潜水艦をめぐる受注戦で日本の「友軍」となる=2013年8月13日、韓国南部・巨済(聯合=共同)【拡大】

 このほか、燃料電池の不具合発覚などをへて「潜水艦モドキ」が続々と“就役”。導入時に「マレー半島やマラッカ海峡まで作戦域」と豪語した韓国海軍潜水艦隊は、主に沿岸をウロチョロする本来の実力を余すことなく発揮中だ。

 一連のトラブルにはドイツ側の瑕疵が一部含まれるとしても、独技術陣に超頻繁に泣きついている。他国の部品・システムや技術をつまみ食いして兵器を組み立てるので、いつまでたっても力が備わらぬのだ。同時に、外国による技術供与へのロイヤルティーや部品輸入代金の支払いが韓国企業の利益率を圧迫し、将来にわたり苦しめる。

 06年に2.5億ドルの兵器輸出額は14年に36億ドルを超え、8年で14倍強に。ストックホルム国際平和研究所(SIPRI)によると、5年ほど前に世界20位前後だった韓国は今や13位に急上昇した。国益よりメンツにこだわる韓国政府は20年までに7位を目指すため、企業負担は膨張を止めないというわけだ。

 潜水艦ではトラブルの度、ドイツ技術陣が訪韓を繰り返したが、「韓国性兵器」の拡散に比例し、開発元=欧米の技術者が尻拭いに世界中を駆けずり回る事態も増えそう…。合掌。(政治部専門委員 野口裕之/SANKEI EXPRESS

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