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【フィギュア】羽生結弦、世界最高点更新 異次元の演技 見果てぬ限界 (1/4ページ)

2015.12.18 13:30

圧巻のフリー演技を終えた羽生結弦(はにゅう・ゆづる)。見上げる高みは、どこに限界があるのだろう=2015年12月13日、スペイン・カタルーニャ自治州バルセロナ(共同)

圧巻のフリー演技を終えた羽生結弦(はにゅう・ゆづる)。見上げる高みは、どこに限界があるのだろう=2015年12月13日、スペイン・カタルーニャ自治州バルセロナ(共同)【拡大】

  • ピアノ独奏による「天と地のレクイエム」で舞った羽生結弦(はにゅう・ゆづる)のエキシビション。満員のスタンドが、静まりかえった=2015年12月13日、スペイン・カタルーニャ自治州バルセロナ(AP)
  • 日の丸を体に巻き、スタンドのファンの声援に応える羽生結弦(はにゅう・ゆづる)。左は銀のハビエル・エルナンデス=2015年12月12日、スペイン・カタルーニャ自治州バルセロナ(AP)
  • 何かに憑依されたかのように独特の世界を作り出す羽生結弦(はにゅう・ゆづる)の「SEIMEI」。迫力の舞に観客も息を飲んだ=2015年12月12日、スペイン・カタルーニャ自治州バルセロナ(ロイター)
  • 美しい羽生結弦(はにゅう・ゆづる)のスピン。軸に全くぶれがないことが分かる=2015年12月12日、スペイン・カタルーニャ自治州バルセロナ(ロイター)

 彼の見上げる高みは、どれほどのかなたにあるのだろう。バルセロナで開催されたフィギュアスケートのグランプリファイナルで、羽生結弦(はにゅう・ゆづる、21)は自身の持つ世界歴代最高得点を大幅に更新する330.43点で男子初の3連覇を果たした。

 2位の世界王者、ハビエル・フェルナンデス(スペイン)と37.48点差は新採点方式導入後の最大得点差となる圧勝。そのハビエルだってフリーでは羽生に続く世界で2人目の200点台をマークし、合計292.25は、わずか2週間前に羽生がNHK杯で史上初の300点台をマークするまで、パトリック・チャンが保持していた世界最高295.27に迫る高得点だったのだ。

 すでにショートプログラムで羽生がNHK杯を上回る110.95で舞ったとき、勝負はついていた。ライバルのハビエルは「僕のやることは変わらないけど、あの得点は超えられないよ」。ソチ五輪ペアで金メダルのマキシム・トランコフ(ロシア)は「彼の演技を見ると息ができない」とツイートした。さらに2008年世界選手権3位のジョニー・ウィアー(米国)は、「涙で言葉がない」。

「世界の誰もが完璧に演技しても届かない、そんな異次元の存在になりたい」

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