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【大相撲】相撲協会に八角理事長誕生「命を懸けて守る」 (1/2ページ)

2015.12.19 06:20

就任の記者会見に臨む日本相撲協会の八角(はっかく)新理事長=2015年12月18日午後、東京都墨田区の両国国技館(共同)

就任の記者会見に臨む日本相撲協会の八角(はっかく)新理事長=2015年12月18日午後、東京都墨田区の両国国技館(共同)【拡大】

 日本相撲協会は18日、東京・両国国技館で理事会を開き、11月に急死した北の湖理事長(元横綱)の後任に八角(はっかく)事業部長(52)=元横綱北勝海(ほくとうみ)=を互選した。協会ナンバー2の事業部長は尾車(おぐるま)巡業部長(58)=元大関琴風=が兼務する。

 相撲協会は来年1月下旬に役員候補選挙を実施予定で、3月の春場所後に開く評議員会を経て新体制を発足させ、改めて理事長を選ぶ。

 八角理事長の任期は当面、3月までだが、新理事長は就任の記者会見で「責任を重く感じている。一つの所(角界)を、命を懸けて守る。それくらいの気迫で頑張る。短期間だけにできることは限られるが、今後につなげられるように整備していきたい」と、力強いまなざしで決意を語った。

 「北の湖理事長の思いを後世に残していかないといけない。土俵の充実は絶対だ」とも述べ、「いくらお客さんが来ても、いい相撲を見せないと相撲の発展はない。力士が力を出せる環境づくりを考えないといけない。相撲というのは伝統文化であり、広く国民の皆さまに愛される競技でなくてはいけない」と熱弁を振るった。

「力士あっての相撲界ということ」

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