世界ボクシング評議会(WBC)女子ミニフライ級チャンピオンの黒木優子(YuKO)が3度目の防衛戦(20日・福岡市九電記念体育館)を翌日に控えた19日、福岡市内で調印式と前日計量に臨み、「勝つことが目的。全力で勝ちにいきたい」と意気込んだ。
24歳の黒木は、調印式に黒の着物姿で登場した。女子ミニフライ級4位のナンシー・フランコ(メキシコ)が国際ボクシング連盟(IBF)女子ミニフライ級王座を返上して挑戦してくるが、黒木は「自分のスタイルを貫けば必ず勝てる」と気負いはない様子。地元福岡での防衛戦ということもあり、黒木は「応援してくださる方のためにも勝利をささげたい」と強い思いを口にした。
黒木は計量にはサンタクロースの衣装に着替えて臨み47.5キロ、26歳のフランコはリミットの47.6キロでともに1回でパスした。(SANKEI EXPRESS)