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【野口裕之の軍事情勢】「日本人だけは地球上で必ず絶滅させなければならぬ唯一の民族」だと書いた韓国人記者 怠惰な国民性も日本統治のせい、だとか (5/6ページ)

2016.1.4 06:00

昨年9月3日、首都北京市で行われた抗日戦勝70年を記念する行事に出席した韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領(左端)と中国の習近平国家主席(左から3人目)。中韓両国は日本にとって厄介な隣国である=2015年、中国(共同)

昨年9月3日、首都北京市で行われた抗日戦勝70年を記念する行事に出席した韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領(左端)と中国の習近平国家主席(左から3人目)。中韓両国は日本にとって厄介な隣国である=2015年、中国(共同)【拡大】

 空しく響く憲法前文

 ここで日本国憲法前文の一部をお復習(さら)いしたい。

 《日本国民は、恒久の平和を念願し》ても、中国は望まない。従って《平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意》しても、「南京大虐殺」や「帝國陸軍による慰安婦の強制連行=性奴隷」などを捏造され裏切られ続ける。《専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会》に、中国や北朝鮮、ロシアなどは到底含まれぬ。中朝露《国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有する》可能性もゼロ。

 ところで2015年9月、中国共産党が演出する「ウソのオンパレード」を、目に見える形で堪能できたのは僥倖だった。北京で「挙行」された“抗日戦争勝利70周年”を祝う軍事「パレード」は、露骨な「虚構」であった。

 大東亜戦争(1941~45年)において、わが国が負けたのは米国の軍事力である。それ以前の支那事変(37~41年)を入れても、帝國陸海軍は国民党軍と戈を交えたのであり、しかも連戦連勝で、敗戦の年でも中国大陸では優勢だった。その間、共産党軍は「遊撃戦」と称して引きこもり、主要な対日戦闘より逃げまくる。

国際法上も実態上も連合国詐称は無理スジだ

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