「ダンサー的」かどうかはわかりませんが、僕の友人の例でいうならば完全に実家でゆっくり過ごしたい人と、どこかしらのカウントダウンのイベントに行って踊ったり仲間と過ごす人と両極端ですね。そう考えると、この辺りは一般の方と何ら変わりはないのかもしれません。また、昨今ではコレオグラフ、バックアップダンス系で人気のあるダンサーはNHKの紅白に出ていることも多いように感じます。これはダンス業界的には良いことなのだと思います。
ダンサーが常に人々の目に触れる状況を彼らが作ってくれているわけですから。ですが、やはり僕の目指すダンス界はダンス単体で大きなカウントダウンイベントが成立するような世界にしていきたいという思いがあります。彼らはそれに見合う努力と実績を積んでいますから。
それに見合う舞台を作りたいと思っているのも僕が会社を経営している一つのモチベーションです。大本は単なる「お祭り好き」程度の物であっても、さまざまな協力者や賛同者を得ることによって、より大きな輪になっていくと信じています。日本には「わっしょい」というかけ声がありますが、語源は「和」を「背負う」ということです。皆で大きな和を背負っていくことによりこの世界をよりよい物にしていきたいです。