ザッカーバーグCEOは毎年、仕事以外でも成長することを目的に「毎月本を2冊読む」「中国語を勉強する」「毎日新しい人に会う」といった個人的な挑戦目標を掲げている。
今年掲げた“AI執事”開発では、「まず、いま既にある技術にどんなものがあるかを調べることから始める」と説明。そのうえで、「(AIに)自分の声を認識させ、音楽や照明、室温など家の中のすべてをコントロールできるよう教える」作業に入るという。
こうした作業を経て「友人が訪問してきてインターホンを鳴らしたら、その顔を認識して室内に通すよう(AIに)教え、僕が(娘の)マックスのそばにいない時は、彼女の部屋で何か起きたら知らせるよう教える」と明言。
さらに単なる執事ではなく、仕事面での活用も視野に入れているようで、「より良いサービスの構築や、より効率的に組織を指揮できるよう、VR(バーチャルリアリティー=仮想現実)でのデータ可視化を手伝ってもらう」とも説明している。