年末年始は、独身子供なしのアラフォー女性には気が重い季節だ。
ようやく会社が休みになったというのに、友人(既婚)たちは家族の用事で忙しい。まかり間違って実家に帰省などしようものなら、「結婚しないの?」「彼氏は?」などのプレッシャー…と思いきや、ここ数年は、プレッシャーをかけることは遠慮しなければならないという無言のプレッシャーを感じる(数年前までは普通にプレッシャーをかけられていたのに…)。
はっきりいって、物事の多くは口に出した方がうまくいく。「結婚しないの?」を遠慮される状況というのは、本当にいたたまれないです。自分が。
こちらも老親の“期待”に応えられない負い目がある。足が遠のくのも悪いし、正月くらいは孝行しておかねばという気にもなる。認知機能が弱ってきている祖母にも、会えるうちにたくさん会っておかなければ。だから人並みに帰省し、無駄に仕事を頑張っているアピールを欠かさない。何というか、それなりに幸せに生きています、というアピール。それをしないとまた余計な気を使わせてしまう。つまり親も私も、互いに気を使いまくっている状況です。