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スペイン・アルタミラの野牛 天才絶賛「これこそが芸術」 (1/3ページ)

2016.1.7 17:00

ガウディが設計した邸宅、カサ・バトリョ。2005年に世界遺産に登録された。曲線を使ったデザインと豊かな色彩が人々を魅了する=2015年11月29日、スペイン・カタルーニャ自治州バルセロナ(唐木英明さん撮影)

ガウディが設計した邸宅、カサ・バトリョ。2005年に世界遺産に登録された。曲線を使ったデザインと豊かな色彩が人々を魅了する=2015年11月29日、スペイン・カタルーニャ自治州バルセロナ(唐木英明さん撮影)【拡大】

  • タホ川に囲まれた世界遺産の古都、トレドの街並み。ギリシャ人画家のエル・グレコが活躍した町としても有名=2015年11月25日、スペイン(唐木英明さん撮影)
  • プラド美術館の隣に立つ聖ジェロニモ協会。左の赤い壁の建物が、私の用務先でもあった王立スペインアカデミー=2015年11月25日、スペイン・カタルーニャ自治州バルセロナ(唐木英明さん撮影)
  • アルタミラ洞窟壁画のレプリカ。洞窟の岩肌を再現し、当時と同じ技法で本物そっくりにつくられており、描かれた野牛やイノシシが迫ってくるようだった=2015年11月26日、スペイン・首都マドリードの国立考古学博物館(唐木英明さん撮影)
  • バルセロナ大聖堂の近くにあるカタルーニャ建築家協会の壁に描かれたピカソの壁画=2015年11月27日、スペイン・カタルーニャ自治州(唐木英明さん撮影)
  • ガウディ設計のサグラダ・ファミリア。着工は1882年、10年後の2026年に完成が予定されている=2015年11月27日、スペイン・カタルーニャ自治州バルセロナ(唐木英明さん撮影)
  • サグラダ・ファミリアの中。荘厳で美しいだけでなく、ガウディらしく色彩豊かで明るく楽しい=2015年11月27日、スペイン・カタルーニャ自治州バルセロナ(唐木英明さん撮影)
  • スペイン・カタルーニャ自治州バルセロナ
  • 東京大学名誉教授、唐木英明さん=2015年3月3日(田中幸美撮影)

 スペイン北部で1879年に見つかったアルタミラ洞窟壁画。これを見たスペイン生まれの画家、パブロ・ピカソが「after Altamira all is decadence(アルタミラこそが芸術、それから後は退廃だけだ)」と称賛したことは有名だ。

 壁画が描かれた時期は1万5000年より前で、これを描いたのは私たちの祖先である現生人類と考えられている。一方、同じくスペイン北部で見つかったエル・カスティージョ洞窟壁画は4万800年前に描かれたとみられ、こちらは旧人であるネアンデルタール人が描いたことになる。そうであれば、現生人類のような知能を持ち合わせていなかったと考えられていたネアンデルタール人が、実は現生人類と変わらぬ知能と芸術的センスを持ち合わせていたことになる。

 歴史を振り返ると、かつてスペインを含むヨーロッパ全土はネアンデルタール人の領土だった。一方、現生人類は20万年前にアフリカで生まれ、その地で暮らしていたが、5万~7万年前にその一部が中東を通って北方に進出した。しかし、ネアンデルタール人に阻まれてヨーロッパに進出できず、東に転じてアジアに広がった。その後2万5000年から3万年前にイタリアなどの火山の大爆発が続いてヨーロッパの気候が寒冷化し、食糧不足などでネアンデルタール人は絶滅、そこに現生人類が進出した。

なぜ描く 答えは謎のまま

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