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大友良英、さいたまトリエンナーレに出展(2-2) ハードル下げる 質は下げない (3/4ページ)

2016.1.7 19:00

関係者といっしょに、会場の候補地の一つ「別所沼公園」を視察する大友良英さん(中央)=2015年11月26日(忽那光一郎さん撮影、さいたまトリエンナーレ2016提供)

関係者といっしょに、会場の候補地の一つ「別所沼公園」を視察する大友良英さん(中央)=2015年11月26日(忽那光一郎さん撮影、さいたまトリエンナーレ2016提供)【拡大】

  • NTTインターコミュニケーションセンターで開かれた「音楽と美術のあいだ」から、《quartets》2008年(山口情報芸術センター[YCAM]提供)
  • 東日本大震災のあと、「それまでやってきたことをリセットしなきゃいけないと思った」と話す大友良英さん=2015年11月26日(忽那光一郎さん撮影、さいたまトリエンナーレ2016提供)
  • 埼玉県さいたま市

 「学校で教えてくれない音楽」の執筆も、NHKの連続テレビ小説「あまちゃん」のテーマの作曲も、多くの人にメッセージを伝えるチャンスと捉えたゆえの行動の一端だった。

 大友さんは映画音楽を作曲することもあり、音楽や音と映像、美術との融合によるアート作品も作る。2014~15年には「音楽と美術のあいだ」(NTTインターコミュニケーション・センター)に、いまも2月14日まで「MOTコレクション」(東京都現代美術館)に出展している。

 トリエンナーレでのビジュアル的な趣向についてはまだ「白紙」と語るが、どんな演出が会場を彩るかも楽しみの一つといえそうだ。(原圭介/SANKEI EXPRESS

 ■おおとも・よしひで 1959年、横浜市生まれ。10代を福島市で過ごす。明治大に進学、ジャズ研に入り、即興ギタリストの高柳昌行教室で修業後、即興演奏を行うようになる。2012年、「プロジェクトFUKUSHIMA!」の活動で芸術選奨文部科学大臣賞芸術振興部門を受賞。13年、NHKの連続テレビ小説「あまちゃん」の音楽を担当、日本レコード大賞受賞。

ガイド:「さいたまトリエンナーレ2016」

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