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気候変動問題に若者の声を! COY11 Tokyo開催(2-2) 「自分の健康にも影響」認識し行動を (3/4ページ)

2016.1.10 09:30

アースパレードに参加したユースたち。世界に連帯を示し、各国のリーダーに行動を求めた=2015(平成27)年11月28日、東京都千代田区(横浜国立大学_有志学生記者、内藤秀治撮影)

アースパレードに参加したユースたち。世界に連帯を示し、各国のリーダーに行動を求めた=2015(平成27)年11月28日、東京都千代田区(横浜国立大学_有志学生記者、内藤秀治撮影)【拡大】

  • プログラム終了後に記念撮影をする国際イベント「COY11_Tokyo」の参加者たち=2015(平成27)年11月28日、東京都内(横浜国立大学_有志学生記者、内藤秀治撮影)

 一方、今回のイベントでは、課題も浮き彫りになった。その一つが、アジアにおけるCOYの継続的な開催だ。

 次代への継承課題

 3年前にカタールの首都ドーハでCOP18が開かれたのに合わせ、COY8が開催された。その際に、アジアユースのネットワーク形成を目指し、「Asian Youth Climate Network」(AYCN)が組織された。ただ、結成から3年が経過し、立ち上げメンバーのほとんどが活動から身を引いてしまい、アジアでの新たな活動の障害になっている。日本のユースの海外コネクションも、その場限りになってしまっている。

 こうした状況下で、東アジアのユースがCOY11 Tokyoに集ったことは大きな成果だ。今年のCOP22開催国はアフリカのモロッコで、COY12も開かれるが、アジアからの参加は限られてしまう可能性が高い。このため、今後は東アジア内でCOYを定期的に開催することが望まれる。

 定期的な開催は、国境を超えるだけでなく、世代を超えたつながりを生む。気候変動問題の解決に取り組む多くの人たちは「次の世代にどのような環境を残すのか?」という思いを胸に抱いている。

生まれた国や文化、所属する団体の価値観に縛られることのないユースだからこそ

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