マイナンバー制度で使う「個人番号カード」の交付が始まりました。
Q 個人番号カードとはどんなものですか
A プラスチック製のICチップ付きカードです。外国人を含む住民票を持つ全ての人に割り当てた12桁の個人番号のほかに、顔写真が表示されており、運転免許証などと同じように公的な身分証明書として使えます。通知カードに同封されている申請書を郵送するか、スマートフォンなどを使ってインターネットの専用サイトから申し込んで作ります。
Q 個人番号カードは必ず持たなければならないものですか
A いいえ。希望者だけに交付されます。今月から地方自治体の窓口で、介護保険のサービスや児童手当、生活保護などを受けるための手続きをする際に個人番号の記入が必要になりました。番号カードがない場合には、通知カードなどで番号の確認が求められるのに加えて、運転免許証やパスポートといった顔写真付きの身分証明書が必要です。健康保険証や年金手帳などの写真がない書類なら、2種類を一緒に示さなければなりません。番号カードは身分証明書を兼ねているため、単独で手続きを進められるメリットがあります。