サイトマップ RSS

生活の隅々に影響 畏敬の対象にも「水-神秘のかたち」 (1/3ページ)

2016.1.11 14:00

「春日龍珠箱_内箱(蓋裏)」南北朝時代、14世紀_奈良国立博物館(森村欣司さん撮影、奈良国立博物館提供)

「春日龍珠箱_内箱(蓋裏)」南北朝時代、14世紀_奈良国立博物館(森村欣司さん撮影、奈良国立博物館提供)【拡大】

  • 「十一面観音立像」長快作_一躯_鎌倉時代、13世紀(山崎兼慈さん撮影、パラミタミュージアム提供)
  • 「宇賀神像」木食白道作_一躯_江戸時代、18~19世紀(東京・心源院提供)

 【アートクルーズ】

 「水」は私たちの体の大部分を占め、私たちに多くの恵みをもたらしてきた。とくに水(海)に囲まれている日本では、水が信仰を生み、言葉を育んで、国民の精神性までも形づくってきた。「水-神秘のかたち」(東京・サントリー美術館)は、それを強く感じさせる企画展だ。そして、水害の発生が目立つ昨今。水に対する“畏敬の念”を取り戻すときなのかもしれない。

 「稲羽の素兎(いなばのしろうさぎ)」などが収録されている古事記をはじめ、「浦島太郎」や「桃太郎」などのおとぎ話の多くにも水が登場する。

 神社や仏閣の由来や起こり(縁起)にも水が深く関わるものが多い。たとえば奈良・長谷寺の縁起もその一つ。奈良時代、近江(滋賀)の白蓮華谷(びゃくれんげだに)から洪水によって流されてきた霊木から高さ約10メートルの本尊を彫った。その後何度も火災に遭ったため、本尊はつくり直される。

 浄化の力、信仰へ

 平安時代の1094年、快慶によって復刻されたのが「十一面観音立像」で、その弟子、長快が8分の1で忠実に模刻した十一面観音立像(13世紀)が興福寺禅定院観音堂に伝来し、パラミタミュージアム(三重県)に収蔵されてきた。今回、館外で初めて展示されている。

豊作に向けての雨乞い「祈雨」

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。

ページ先頭へ