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「102周年が正念場」 新規ファン開拓に意欲 宝塚歌劇団 小川友次理事長インタビュー (1/3ページ)

2016.1.18 16:30

宝塚大劇場で2月1日まで公演中の宙組「Shakespeare~空に満つるは、尽きせぬ言の葉~」の場面。東京宝塚劇場では2月19日から3月27日まで公演予定=2015年12月30日、兵庫県宝塚市(竹川禎一郎撮影)

宝塚大劇場で2月1日まで公演中の宙組「Shakespeare~空に満つるは、尽きせぬ言の葉~」の場面。東京宝塚劇場では2月19日から3月27日まで公演予定=2015年12月30日、兵庫県宝塚市(竹川禎一郎撮影)【拡大】

  • 宝塚歌劇団理事長の小川友次(ともつぐ)さん=2015年12月26日(藤沢志穂子撮影)

 宝塚歌劇の昨年1年間の観客動員数は約270万人と過去最高となった。「ルパン三世」などの新作がファン層を開拓した。ただ小川友次(ともつぐ)理事長(59)は、一昨年の100周年記念の余波として「102周年の今年が正念場」と気を引き締める。マンガ原作の新作「るろうに剣心」などで演目の幅を広げ、英語サイトを開設して国内外の新規ファンを開拓、歌劇団の教育体制もてこ入れする。

 「生徒たちには『これまでは100周年のご祝儀。これからはそう甘くない。一段とギアを上げよう』と伝えた」と小川理事長は気を引き締める。

 訪日外国人へアピール

 昨年の観客動員数は宝塚大劇場(兵庫県宝塚市)と東京宝塚劇場(東京都千代田区)で計約216万人と、東京宝塚がオープンして2つの専用劇場体制となった2001年以降で過去最高となった。特に東京宝塚は前年比2万人増と急伸、訪日外国人客も増えたという。地方公演を合わせると動員数は過去最高の270万人。親会社の阪急阪神ホールディングスの収益にも大いに貢献した。

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