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当時の様子リアルに感じ取ってほしい 映画「サウルの息子」 ネメシュ・ラースロー監督インタビュー (3/4ページ)

2016.1.22 13:00

「常に自問自答しながら撮っている」と語るネメシュ・ラースロー監督=2015年11月17日、東京都港区(宮崎瑞穂撮影)

「常に自問自答しながら撮っている」と語るネメシュ・ラースロー監督=2015年11月17日、東京都港区(宮崎瑞穂撮影)【拡大】

  • 映画「サウルの息子」(ネメシュ・ラースロー監督)。1月23日公開(ミモザフィルム提供)。(C)2015_Laokoon_Filmgroup

 生の声すくい上げる

 多くの監督によって繰り返し映画化されてきたアウシュビッツをどのように表現したかったのだろう。「アウシュビッツとは、文明社会が自らを破壊へと導いてしまう一つの象徴。だからさまざまに映画化されるのでしょうが、私には、その悲劇的なプロセスを映画がどれだけ伝えきれているだろうかという問題意識が常にありました。今までに作られた映画でも伝え切れていなかったのではないかと考えています。私たちの映画作りでは、1人の人間が極限状態に置かれたとき、何を思い、どういう行動をし、生きているのかと、当事者の生の声をすくい上げ、当時の様子をリアルな映像で再現することで、観客に感じ取ってもらおうとしたのです」

Lsazlo Nemes監督略歴

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