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【逍遥の児】国宝・松江城天守の伝説 (1/2ページ)

2016.1.26 10:00

 冬の城下町。松江。暗く、低い雲が空を覆う。松江城へ。天守は昨年7月、国宝に指定された。見たい。築城したのは戦国武将、堀尾吉晴。城普請の名人といわれた。関ケ原合戦後、入封した。宍道(しんじ)湖を望む丘に築城決定。周囲の高台を切り崩し、湿地帯を埋め立て、城下町を整備していった。城のそば。天守を見上げる吉晴の像が建つ。

 城塞は堅固だ。実戦を強く意識して築かれている。攻め入る敵軍は、まず、高さ13メートルの石垣に行く手を阻まれる。石垣の上部には無数の鉄砲狭間(はざま)。狙い撃ちされる。

 なんとか銃弾をかいくぐった敵軍を防衛拠点が待ち構える。大手門。三ノ門。二ノ門。一ノ門。突破するのは容易ではない。

 ようやく天守が眼前に見える。黒々とそびえ立つ。落城は時間の問題かと思いきや、そうではない。天守には頑強な附櫓(つけやぐら)が備わっている。入り口は鉄延板張り。内部に入る。またしても鉄砲狭間。狙い撃ちされる。

 天守地階には深い井戸。そして塩蔵。天守に立てこもり、徹底抗戦する構えだった。急な階段を上っていく。ようやく「天狗(てんぐ)の間」と呼ばれる最上階(5階)に到着した。戦いのさい、城主はここで全軍を指揮する。

「天守だけは残してほしい」と懇願

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