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肉体改造で主人公の苦しみ理解 ブリー・ラーソン 映画「ルーム」 (3/4ページ)

2016.1.29 10:30

パームスプリングス国際映画祭で記念撮影に応じる(左から)ジェイコブ・トレンブレイ、ブリー・ラーソン、レニー・アブラハムソン監督=2016年1月2日、米カリフォルニア州パームスプリングス(AP)

パームスプリングス国際映画祭で記念撮影に応じる(左から)ジェイコブ・トレンブレイ、ブリー・ラーソン、レニー・アブラハムソン監督=2016年1月2日、米カリフォルニア州パームスプリングス(AP)【拡大】

  • 映画「ルーム」(レニー・アブラハムソン監督)。4月8日公開(メゾン提供)。(C)Element_Pictures/Room_Productions_Inc/Channel_Four_Television_Corporation_2015
  • 映画「ルーム」(レニー・アブラハムソン監督)。4月8日公開(メゾン提供)。(C)Element_Pictures/Room_Productions_Inc/Channel_Four_Television_Corporation_2015

 ジョイを演じることが決まると、心身ともに入念な準備に着手した。まずはトレーナーを雇っての肉体改造だ。「新たに1、2キロほど筋肉をつけました。また一方で、体脂肪率を12%にまでしぼるべくダイエットとウエートリフティングに取り組みました。この肉体的な変化は、ジョイへと気持ちを切り替えることに大いに役立ちました。戦士のように攻撃的になるし、疲れておなかも減るから、十分な食事を与えられなかったジョイが体感した苦しみの理解にもつながったのです」

 また、長期間の監禁生活とはどんなものかをイメージするために、ラーソンは隔離された日常生活を意識的に作り出した。「ジョイはパニックも何度も経験したでしょうが、大半の時間は単調で退屈な時間で、飽き飽きしていたといったところだったでしょう。だから私は、1カ月間自宅にこもり、役作りでジムに通う以外、外出を控えました。ジョイは何年も太陽の光を浴びていないのだから、私も太陽を避けました」。もちろん、どうしても外出が必要なときもあったが、そんな時も日焼け止めをたっぷり塗って出かけ、なるべく肌に光が当たらないように気をつけたそうだ。

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