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ずるずる続く日常 現代に通じる世界観 赤堀雅秋、光石研 舞台「同じ夢」 (1/3ページ)

2016.1.30 13:00

「インテリでクレバーなのに照れて隠す」「人間味があって狂気や暴力性も秘めている」と互いを評する赤堀雅秋さん(右)と光石研(みついし ・けん)さん=2016年1月22日、東京都世田谷区(宮川浩和撮影)

「インテリでクレバーなのに照れて隠す」「人間味があって狂気や暴力性も秘めている」と互いを評する赤堀雅秋さん(右)と光石研(みついし ・けん)さん=2016年1月22日、東京都世田谷区(宮川浩和撮影)【拡大】

 何げない社会の片隅を切り取り、現実を掘り起こす作風に定評がある劇作家の赤堀雅秋(44)が新作「同じ夢」を上演、久々の舞台となる光石研(みついし・けん、54)を主演に、下町の精肉店に集う人々を描く。表面上は何事もなくずるずる続く日常の陰でそれぞれが事情を抱え、時として狂気や暴力性と表裏一体でもある。共演の田中哲司、大森南朋(なお)ら実力派が、心をえぐるような、人生のやるせなさを見せる。

 精肉店主の昭雄(光石)は交通事故で10年前に妻を亡くし、寝たきりの父と娘(木下あかり)と暮らす。従業員の稲葉(赤堀)、近所の文具店主の佐野(田中)、父を介護するヘルパー(麻生久美子)が出入りする中、妻をトラックではねて死なせた田所(大森)が訪ねてくる。赤堀の作・演出。

 リアリズム追求

 赤堀は作品を故郷の千葉県船橋市を舞台とし、自身が見聞きしたことをベースに徹底したリアリズムを追求した。登場するのは寂れた商店街の一角。挑戦したのは「永遠に続く何もない日常をどう掘り起こせるか」。だが「何もない人はいないと思い知った」。平凡なようで、人はそれぞれが複雑な事情を抱えている。

『ありがとう』『ごめんね』といった一言がなかなか言えないから

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