日本人が最もよく買う魚介のトップが鮭です。特に秋から冬の鮭は脂ものって栄養価も高くおいしい時季です。そんな鮭が美容と健康に良いことはご存じでしょうか? 鮭は「スーパーアンチエイジングフード」なのです。
認知症や鬱病、脳機能向上も
まずはビタミン。体内の代謝に関わる重要な栄養素ですが、秋鮭にはビタミンA、B群、D、Eが多く含まれます。どれも美肌づくり、エイジングケアに欠かせない成分です。
次にDHA、EPA。現代人がもっと取るべき油の一種で、コレステロール値降下作用や抗炎症作用、肌のうるおい効果などがあります。脳の機能を向上させたり、認知症や鬱病にも良いとされています。
血液や筋肉、酵素のもととなるタンパク質も、他の魚と比べて豊富です。
良質な脂(オメガ3)もたっぷり。悪玉コレステロールを減らして善玉コレステロールを増やす血液サラサラ効果はよく知られていますが、他にも免疫力を高め、肌のアレルギー症状を抑える働きがあるようです。鮭の皮に多く含まれるコラーゲンや肌荒れを防ぐビタミンB2、血流を良くして肌色を明るくする鉄分など、鮭は美肌成分の宝庫なのです。