サイトマップ RSS

【川崎中1男子殺害】19歳リーダー格「ひどいことした」 初公判、起訴内容認める (1/4ページ)

2016.2.3 08:30

上村(うえむら)遼太さんの遺体が見つかった多摩川河川敷には、慰霊の花が手向けられていた=2016年2月2日午後、神奈川県川崎市川崎区(早坂洋祐撮影)

上村(うえむら)遼太さんの遺体が見つかった多摩川河川敷には、慰霊の花が手向けられていた=2016年2月2日午後、神奈川県川崎市川崎区(早坂洋祐撮影)【拡大】

  • 川崎中1殺害事件をめぐる構図=2014年12月~2015年2月。※検察側の冒頭陳述などから

 川崎市川崎区の多摩川河川敷で昨年2月、中学1年の上村(うえむら)遼太さん=当時(13)=が刺殺された事件で、殺人などの罪に問われたリーダー格の少年(19)=当時(18)=の裁判員裁判の初公判が2日、横浜地裁(近藤宏子裁判長)で開かれた。少年は「間違いない」と起訴内容を認めた。上村さんに対して「ひどいことをしてしまった。すごく反省している」などと述べた。

 検察側は冒頭陳述で「上村さんの頬をカッターナイフで数回切りつけ、血がにじむのを見て『中途半端な傷で帰せば捕まったり報復を受ける』と殺そうと決意。共犯少年に首を切るよう指示した」と指摘。

 一方、弁護側は「痛めつけるつもりのみで殺すつもりはなかった」と主張。少年の成育環境により暴力以外の解決能力が培われなかったなどとし、情状酌量を求めた。

 公判は3日間連続で開かれ4日に結審する。判決期日は指定されていない。

 起訴状によると、被告は当時17歳だった少年2人=いずれも(18)、傷害致死罪で起訴=とともに上村さんの首をカッターで切りつけて死亡させた。

「止めてほしい気持ち半分」

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。

ページ先頭へ