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【Beat ニッポン】豊かな時間とお茶を楽しむために 茶缶 (1/4ページ)

2016.2.5 13:30

(丸若裕俊さん撮影)

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  • 株式会社「丸若屋」代表、丸若裕俊(まるわか・ひろとし)さん(本人提供)

 今、僕の手のひらの中にある、平たいスチール製の缶。その名も「茶缶」という。何をいまさら?と思われるかもしれないが、これ実は茶箱であり、つまり茶道具の一式だ。ふたを開けると、缶の内径ぴったりに作られた茶碗(ちゃわん)があり、その中にお茶を入れる棗(なつめ)、茶筅(ちゃせん)、茶杓(ちゃしゃく)、帛紗(ふくさ)が収まっている。

 単なる道具ではない

 茶箱は、旅先や野点(のだて)のために茶道具一式が持ち運べるように考案されたものだ。茶室での道具にはさまざまな約束ごとがあるが、外へ持ち出す茶箱については自由に組むことができるのが、茶箱の大きな魅力だ。この愛くるしいアイデアは金沢で金工を行っている竹俣勇壱氏の考案によるもの。初めて試作品をみせていただいたとき、僕は強い興味を持った。

 その後、デザイナーの猿山修(さるやま・おさむ)氏も交えた三者で、NAKANIWAオリジナルの茶缶を作れないかを考えた。このアイデアのすばらしいところは、さまざまな職人とのコラボレーションを所有者が楽しめるところにある。消費されるモノが溢れている日常で、ちょっとした自分だけのモノを持つことの喜びを思い出させてくれる。

茶碗は陶芸、茶筅は竹細工、茶器は塗り、釜は鋳物

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