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【北ミサイル発射】「衛星」軌道に 着弾誘導技術には壁 (1/4ページ)

2016.2.9 08:30

2月8日、首都平壌市の金日成広場で開かれた「人工衛星打ち上げ成功」を祝う祝賀大会。終了後、広場では舞踏会が開かれ、花火も打ち上げられた=2016年、北朝鮮(共同)

2月8日、首都平壌市の金日成広場で開かれた「人工衛星打ち上げ成功」を祝う祝賀大会。終了後、広場では舞踏会が開かれ、花火も打ち上げられた=2016年、北朝鮮(共同)【拡大】

 北朝鮮が7日に事実上の長距離弾道ミサイルに搭載して発射した「人工衛星」。朝鮮中央通信は「完全に成功」と大々的に報じたが、実際はどうだったのか。

 非常に初歩的なもの

 「人工物が地球の周回軌道を1周すれば、それは人工衛星と定義される。成功し、目的を達したといえるだろう」

 宇宙工学に詳しい宇宙航空研究開発機構(JAXA)の的川泰宣(まとがわ・やすのり)名誉教授(73)は、こう話す。

 ミサイルや衛星の動向を監視する北米航空宇宙防衛司令部(NORAD)は、2つの物体が周回軌道に乗ったことを確認した。米メディアによると、北朝鮮が主張する地球観測衛星「光明星4号」と、ミサイルの3段目とみられる。軌道傾斜角は97.5度で、北朝鮮が発表した97.4度とほぼ一致した。

 北朝鮮は、衛星は国際宇宙ステーション(ISS)よりやや高い高度約500キロの軌道を約94分で1周しているとした。衛星の運用状況を公開する海外の複数のウェブサイトにも、ほぼ同じ数値が掲載されている。何らかの物体が周回していることは間違いない。

「核弾頭の断熱」困難

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