背番号18の完全復活はなるか。先発ローテーション入りを狙う日本ハムの斎藤が8日、米アリゾナ州ピオリアで韓国プロ野球のロッテとの練習試合に登板した。今季初実戦は6安打を浴びて3回3失点と振るわず、先発入りへ十分なアピールができなかった。
斎藤は「変化球が高かったところが今後の課題。その精度をこれから高めていかないといけない」と反省。「久々の実戦で緊張も強かったし、その辺りも慣れていかないといけない」と悔やんだ。
一、二回はともに先頭打者を出したが、きっちり併殺に仕留めた。「いい感じで打ち取れた。真っすぐはいいかなと思う」と手応えも口にした。
だが誤算だったのは三回。1死無走者から4連打で一気に3点を失った。
特に変化球の制球が乱れたといい「打者が入ると感覚が違うし力が入る。試合とブルペンを同じようにしないと」と反省した。