男子テニスのメンフィス・オープンで4連覇を目指す第1シードの錦織圭(にしこり・けい、日清食品)は8日、米テネシー州メンフィスで開かれた記者会見で「好きな舞台。楽しみだし、自信がある」と手応えをのぞかせた。
会場は昨年までと同じ室内のハードコートだがコート表面が塗り直され、球足がかなり遅くなったという。錦織は得意のラリー戦に持ち込みやすくなり、有利に働きそう。
「サーブもラリーもエースは取りにくいが、戦いやすい」と歓迎した。
1月の全豪オープンで右手首を痛めた影響もなく、8日の練習では第2シードのスティーブ・ジョンソン(米国)と精力的に打ち合った。「全豪の後に休めたし、この1週間は痛みもなく練習できている」と話した。
初戦の2回戦は10日午後7時半(日本時間11日午前10時半)以降に行われ、世界ランキング124位のライアン・ハリソン(米国)と対戦する。過去は錦織が2戦2勝とリードしている。(共同/SANKEI EXPRESS)