カーリングの日本選手権第3日は9日、青森市のみちぎんドリームスタジアムで男女の1次リーグが行われ、女子で前回2位のLS北見が青森県協会に6-5、ヒト・コミュニケーションズに6-3で競り勝ち、無傷の6連勝で上位4チームによるプレーオフ進出を決めた。ソチ五輪代表で大会連覇に挑む北海道銀行はチーム京都を10-4、札幌学院大を8-1で下して5戦全勝とした。
女子でLS北見が、司令塔のミスを他の3人がカバーし、プレーオフ一番乗りを果たした。スキップの藤沢は「チームメートに助けられた。いつも以上に力を込めてハグしました」と感謝した。
青森県協会戦の第8エンド、藤沢のショット失敗が響いて2点を奪われた。チームの底力が発揮されたのはここから。第9エンドはサードまでの3人で優位な状況をつくって3点を返し同点。最終エンドはセカンドの鈴木が相手ストーンにわずかに当てて自分のストーンを中心に残す絶妙なコントロールショットを決め、決勝点につなげた。