アイスホッケー男子日本代表のグレッグ・トムソン監督(右から2人目)と久慈修平(その左)ら=2016年1月27日、東京都渋谷区(共同)【拡大】
アイスホッケー男子の日本代表は11日から札幌市で行われる2018年平昌冬季五輪1次予選に臨み、1998年長野五輪以来20年ぶりの大舞台を目指す戦いがスタートする。
エースFW久慈修平(アイスベアレン)は「勝って日本でアピールするチャンス。強い気持ちで戦いたい」と闘志を燃やしている。
4カ国が1回戦総当たりで争い、1位が9月の最終予選に進む。日本は11日にクロアチア、13日にルーマニア、14日にウクライナと対戦。世界ランキングは全チーム20位台で、20位の日本が最上位だ。体格では相手に劣るが、昨夏就任したドイツ人のグレッグ・トムソン監督は「武器のスピードを生かしたい」と語る。経験豊富な33歳のGK福藤豊(アイスバックス)の状態も上向きで、活躍が期待される。