スピードスケートの世界距離別選手権第1日は11日、ロシアのコロムナで行われ、女子3000メートルは21歳の高木美帆(日体大)が4分7秒26で6位に入った。初出場の押切美沙紀(富士急)は4分11秒84で14位、松岡芙蓉(ふよう、富士急)は16位。マルティナ・サブリコバ(チェコ)が4分3秒05で昨年に続いて優勝。
男子1万メートルはスベン・クラマー(オランダ)が12分56秒77で制した。日本勢は出場していない。大会は14日まで行われ、日本が2連覇を目指す女子団体追い抜き、小平奈緒(相沢病院)が前回3位の女子500メートルは13日に行われる。
今大会5種目に出場する高木美帆が女子3000メートルで納得の滑り出しを見せた。成長を物語る6位の健闘。ゴールすると歓声に手を振って応え「表彰台も狙える自信がついたし、一歩前進。幸先良いスタートでひとまず喜ぼうかなと思う」と笑みがこぼれた。